ハワイ旅行に必要な準備と費用について徹底解説!

リゾートホテル群

青あざやかな海と白い砂浜、そびえ立つリゾートホテルにショッピングモール、雄大なダイヤモンドヘッド。ハワイは多くの日本人に人気の海外旅行先であり、毎年多くの方が訪れています。

そんな憧れのハワイ旅行。なんとなくいつか行ってみたいな〜と思うことはあっても、いったい何が必要で、どのくらいのお金がかかるのかがわからないと具体的なイメージってできないですよね。

でも案外、そこがわかれば実際に行くまでのハードルって下がるものではないでしょうか。そこで今回はハワイ旅行にかかる費用について徹底解説していきたいと思います。

目次

ハワイ旅行の費用相場は約20万円から!

ハワイ旅行の費用相場イメージ

相場から言いますと、ハワイ旅行にはだいたいひとりあたり20万円ほどかかります。ただしこれは平均的な日程である4泊6日、もしくは5泊7日(飛行機による移動の時間を含む)の場合であり、もう少し短い日程の場合はこの限りではありません。

…やはり安いとは言い難い値段ですよね。新婚のハネムーンや大学の卒業旅行であれば記念イベントですから、少しくらいは高くてもいいのかもしれません。しかし一般的な家族旅行や学生旅行としてはなかなか用意しづらい予算だと思います。だからこそ少しでもお得になる方法を調べておくことは大切です。

たとえば基本的にホテル宿泊費は航空券とセットで購入するのが割安になります。もちろんホテルのランクにもよりますが、大体2人1部屋の航空券込みで13〜20万円ほど。これは2人分ですので、1人あたりだいたい6万5千円〜10万円ほどで抑えられる計算になります。

またホテル宿泊費と航空券については時期によって金額が大きく変動します。年末年始の混雑期はかなり料金が上がりますし、出発する人の少ない平日はその逆です。特にオススメなのはゴールデンウィーク明けの5月下旬や10月〜12月中旬まで。まとまったお休みがとれる方はこのような時期を狙って計画を立てるのがいいでしょう。

ハワイに行く前にかかる準備・費用まとめ

ハワイに行く前にかかる準備・費用イメージ

では具体的にハワイ旅行で必要になる準備について見ていきましょう。

入国滞在のために必須となる航空機チケットホテルの予約ESTA申請の取得手順と費用や、任意ながらもあると安心な海外旅行保険Wi-Fiオプショナルツアーについて解説していきます。

航空機チケット

時期や航空会社、出発地によっても異なりますが、だいたい日本とハワイの往復チケットの相場は5〜8万円ほどといわれています。そこに燃料代、航空保険代、空港使用料や入国税などが重なってくるので、ひとりあたり10万円ほどかかると思っていた方がいいでしょう。

しかし8月のお盆休みや12月の正月休みなどは渡航者が爆発的に増え、チケット代だけで平均13万円を超えてしまう場合も。人気の季節はホテル代とのパック予約をより早い時期にしておく、などの工夫が必要になります。

ホテルの予約

ホテルは場所やグレードによって料金の差が特に大きくなります。

しかし旅行においての拠点は大切なポイントであり、ゆっくり休むことができなければ日中の観光を心から楽しむことができません。しっかりと好みにあった場所を予約することが大切です。

平均して料金の相場としては1人部屋で1泊15,000~25,000円ほど2~3人部屋で1泊30,000~50,000円ほどと考えておいた方がいいでしょう。もちろん中にはこの範囲を大きく超えた高級リゾートホテルや、1泊1万円を切るような安価なホテルもあります。

またひとりでいく場合は二段ベッドなどを設置した相部屋に泊まるホステルやゲストハウスを利用することで、1泊3000円以下で宿泊することも可能です。

旅行の主旨と照らし合わせながら、口コミを見つつご自身の予算にあった場所をじっくりと探していきましょう!

ESTA申請費

アメリカ合衆国では90日以内の外国人の滞在についてはビザの取得が必要ありません。しかしその代わりにESTA(エスタ)という特有のシステムによって渡航者が滞在条件を満たしているかどうか審査されるのです。

つまりこのESTAの取得がなければアメリカの地を踏むことは不可能になります。大人だけではなく子供についても例外なく必要になり、いずれも出発の72時間前までには取得しておかなければならないので注意しましょう。

申請はネット上のみで完結します。必要な書類はICチップ搭載のパスポートクレジットカードのみ。

旅行会社などで申請の代行を別途5000円ほどでおこなっていますが、公式のESTAのサイトは日本語に対応しておりとても簡単。むしろ入力情報が間違っていて取得ができなかった、なんてことも起こり得ますのでご自身で手続きをおこなうことをオススメします

またESTAの有効期限は2年間となっているので、以前取得したという場合でも一度期限を確認しておきましょう。

海外旅行保険

海外旅行保険は旅行中の怪我や病気、盗難などで発生した経済的な負担を補償してくれるサービス。海外では日本の健康保険が使えませんので、かならず高額の診察・治療費がかかることになります。安心のため入っておくに越したことはありません。

ましてハワイでのアクティビティはサーフィンやダイビングなど水着でおこなうものが多いでしょう。怪我をしてしまう可能性は大いにあり得ます。

また日本の安全性に慣れてしまっている方にとって外国はどこも危険な場所です。スリや強盗が日常茶飯事におこなわれているエリアはほぼ必ずありますので、注意しておくだけではなく保険に入ることをオススメいたします。

できるだけ費用を抑えたい方はクレジットカードに海外旅行保険がついている場合もありますので、そちらを利用するのがいいでしょう。ただし一般的な海外旅行保険よりも補償してくれる範囲や金額が少ないので、一度よく確認してから検討する必要があります。

Wi-Fiルーター

Wi-FiがあればSNSへの写真アップや検索、地図でのナビが可能になります。ハワイ旅行はさらに楽しく、安全になることでしょう。

無料のWi-Fiスポットを利用するポケットWi-Fiなどのルーターをレンタルする現地で使える一時的なSIMカードを購入する、という3種類の方法がありますが、どこでも自分のスマホで情報が検索できたほうがいいので無料のスポットに頼るのは少し難があるかもしれません。

「Wi-Fi Finder」のような無料Wi-Fiスポットを調べるアプリもありますが、慣れない土地で情報をみるためだけに限られた時間の中で移動をするのは非常に体力を使うものですよね。

またレンタルのルーターは案外大きくて重いことも多く、持ち歩くものが増えることや紛失のリスクを考えるとやはり現地で使えるSIMカードを購入するのがオススメです。

ちなみに種類にもよりますが、だいたいの料金としてレンタルルーターは600円/日ほどSIMカードは1週間で3,000円ほど。費用の面でもSIMカード購入のほうがお得だということがわかるでしょう。

オプショナルツアー費

ハワイで大自然の観光やアクティビティを楽しむときは、ツアーを利用するのがオススメです。

ハワイでは現地にいくまでの移動手段としての多くがバスかタクシーになるのですが、英語に自身がある方でなければ案外それだけでハードルが高くなります。

また慣れない土地ですので、バスを乗り間違えてしまうと数時間を一気に無駄にしてしまうという事態にもなりかねません。

日本語でのサポートもあり、かつ目的地に確実に連れて行ってくれるオプショナルツアーに参加すれば、そのようなリスクなく観光やアクティビティを楽しむことができるでしょう。

内容によってさまざまですが、大体ひとりあたり1万円ほどの費用で予算を組んでおくのがいいかと思われます。

ハワイに行ってからかかる費用

ハワイに行ってからかかる費用イメージ

ここからは現地で旅行を楽しむための食事代や交通費、お買い物代についての解説をさせていただきます。

食事代

ハワイは世界的な観光地ということもあり、外食にかかる費用は日本に比べてかなり高めに設定されています。

相場としてはだいたい日中の1食が1,500円ほどで、夕食に関しては3,000円ほどを目安にしておくとよいです。

旅行の醍醐味として食事の比重が高い方であれば問題なく予算を使えるかと思いますが、大自然の観光やアクティビティをメインに考えている方にとってはかなり高い金額かと思います。そのような場合は現地のコンビニやスーパーなどで食事を購入して費用を抑えることも可能です。

またホステルやゲストハウスに宿泊している場合は共用のキッチンが用意されていることもあるので、ハワイならではの食材を使って自作の料理をするのも楽しいかもしれません。

いずれにせよ、外食を無計画におこなってしまえば途中で予算がオーバーしてしまう可能性もあります。あらかじめ調査して、いきたいお店などを計画しておくことが大切でしょう。

交通費

2022年にオワフ島で高速鉄道HARTが一部開通しましたが、基本的にはハワイ諸島での観光の移動手段は路線バスやタクシー、レンタカーとなります。

中でも最もハードルが低いのはバスでしょう。トロリー、ザ・バスといった種類が有名で、5.5ドルで1日乗り放題だったりと費用的にもかなりお得になっています。

また気の向くままに移動できる手段としてはレンタカーがオススメです。日本国内で予約すれば英語でのコミュニケーションも必要なくレンタルすることが可能になるので、意外とハードルは低いといえるでしょう。

ただし慣れない道や左ハンドルの操作性の違いによって事故などのトラブルになるリスクは大いにあります。保険の有無やその内容については念入りにチェックしておかなければなりません

タクシーに関しては英語でのコミュニケーションや値段交渉が必要な面、少し難易度が高い印象です。チップも必要となるので、距離によっては費用が思いがけずかかってしまう可能性もあるでしょう。

買い物代・お土産代

せっかくの海外旅行ですから、ショッピングやお土産には思い切り予算をかけたいものです。ハワイは日本人にとって大人気のスポットですから、お土産は特に喜ばれること間違いなしです

ハワイ諸島にはアラモアナ・ショッピングセンターのような大型のショッピングモールや、ホノカアのようなノスタルジックな街の雑貨屋さんなど、お買い物を楽しめるスポットがよりどりみどり。日本で買えないものだらけですので、ぜひ色々と計画して回ってみることをオススメします。

費用総額のイメージ

費用総額のイメージ

それではより具体的なイメージをもっていただくために、4泊6日のハワイ旅行を想定した費用の総額を出してみましょう。

4泊6日のハワイ旅行を想定した費用
成田空港からホノルルまでの航空機代ホテル4泊とのパック料金¥100,000
ESTA申請費(サイトから自分で申し込み)¥1,500
海外旅行保険¥5,000
SIMカード購入代(1週間利用可能)¥3,150
オプショナルツアー2回¥20,000
食事代¥25,000
路線バスでの移動代¥2,500
お買い物・お土産代¥20,000円
合計¥177,150円

このように合計177,150円となります。

お食事とお買い物をどちらも高めに設定してあるので、観光と合わせてハワイを満喫できる金額としては申し分ないのではないでしょうか。ぜひみなさまもそれぞれの大まかな予算を決めて、より具体的なイメージをつけてみてください!

まとめ

ハワイ旅行に必要な準備と費用についてまとめのイメージ

今回はハワイ旅行に必要な準備や費用について解説させていただきました。

必要な費用としては大体20万円ほどで、現地でのお食事代やお買い物代によって上下していきます。

ハワイに滞在するためには航空機チケットやホテルの予約だけではなくESTAという電子申請をしなければなりません。また海外旅行保険やWi-Fi環境を用意しておくと、より安全で楽しい旅行を満喫することができるでしょう。

それぞれの旅行の目的によって予算をうまく配分し、無理のない計画を立てることが大切になります。みなさまのハワイ旅行がより楽しいものになれるよう、この記事がお役に立てれば光栄です。

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