ハワイ諸島では、観光客が訪問できる島が6つに分かれており、どの島を中心に楽しもうか迷っている方もいますよね。
迷ったときの選択肢としておすすめしたいのが、オアフ島です。政治・経済の中心地である州都ホノルルがあるエリアで、観光の拠点としても活気に満ちています。
オアフ島では、大型ショッピングセンターやマリンアクティビティを楽しめるビーチ、ハワイの文化と触れあえる博物館など、さまざまな観光スポットで好みに応じた過ごし方を楽しめます。
今回は、ハワイのオアフ島にある観光スポットをたくさんご紹介していきます。気になるスポットがあれば、ぜひハワイ旅行の計画に組み込んでみてくださいね!
気軽な登山でハワイの絶景を楽しめる「ダイヤモンドヘッド」
ダイヤモンドヘッドは、ダイヤモンドヘッド州立自然記念公園内にある死火山であり、ハワイのオアフ島で1~2を争う人気スポットです。オアフ島最南端の海沿いにあり、ホノルルの中心部からトロリーやザ・バスなどで気軽にアクセスできます。
19世紀にイギリスの船乗りが輝く石を見つけて、ダイヤモンドと勘違いしたことが名前の由来になっているようです。
ワイキキビーチから山を眺められるだけでなく、気軽に登山をしてハワイの絶景を楽しめるのが魅力です。片道約40分のハイキングコースが整備されており、頂上までの距離は約1.1kmとなっています。
なお、混雑緩和のため事前予約制になっており、観光する際は忘れずに問い合わせをしておきましょう。
癒しのハイキングと壮大な風景を楽しめる「マノア滝」
マノア滝は、オアフ島で2番目の落差(約50m)を誇る滝であり、マノア・フォールズ・トレイルというハイキングコースで見学できる観光スポットです。水が流れる姿が壮大であり、ドラマチックな風景を見られます。
コースでは、鳥のさえずりや風で木々が揺れる音、爽やかな空気に包まれながら癒しのハイキングを楽しめるほか、ハワイの島ではあまり見られない固有の植物と出会うことも!
トレイル入り口はワイキキの中心地から約9kmの場所にあります。コース距離は往復で2.6kmほどであり、ハイキング時間は約1時間半です。
2021年には改修工事が完了して、道の幅が広くなり歩きやすくなりました。自然を満喫したい方はぜひ訪れてみてはいかがでしょう。
日本の浮世絵も!ハワイをはじめ世界の芸術品が収蔵される「ホノルル美術館」
ホノルル美術館は、1927年にアナ・ライス・クック夫人によって設立された総合美術館です。ワイキキから自転車やバスで20分ほどの場所にあります。
地元のハワイはもちろん、アジアやオセアニアなど、世界各国のアート作品が収蔵されています。日本の浮世絵もたくさん収蔵されており、美術館で注目を集めています。
ホノルル美術館は、米国の歴史的建造物に指定されており、建物が美しいのも特徴です。5つの中庭を取り巻くようにデザインされており、中国やスペイン、南国を思わせる特徴が施されています。
そのほかの魅力として、ホノルル美術館ではランチを食べられるオープンカフェ、クッキーやスコーンを楽しめるコーヒーバーも利用できます! 芸術鑑賞の合間に食事も楽しんでみてはいかがでしょう。
珍しい鳥や絶滅危惧種に出会える「ホノルル動物園」
ホノルル動物園は、自然体で暮らす動物たちを観覧できるオアフ島で唯一の動物園です。カピオラニ公園内の施設であり、ワイキキの中心部から徒歩15分の場所にあります。
園内は荒野をイメージとしており、一般的な動物園と比較して檻が少ないのが特徴です。アメリカワニやインドゾウ、シマウマなど、さまざまな種類の動物を観覧できます。
過去にカラカウア王とカピオラニ王妃が集めた珍しい鳥の展示が行われた歴史もあり、現在も美しい羽根やユニークなくちばしを持つ鳥たちが住んでいます。
コモドドラゴンやエリマキキツネザル、クロサイなど、絶滅危惧種として指定されている動物も20種類以上暮らしており、珍しい動物に興味がある方にとってたまらないスポットではないでしょうか。
線路沿いのコースで本格的なハイキングを楽しめる「ココヘッドトレイル」
ココヘッドトレイルは、頂上から360度のパノラマビューを堪能できる上級者向けのハイキングトレイルです。オアフ島南東部のハワイカイ地区にあります。
第二次世界大戦のとき、頂上の通信基地に物資を運ぶため、トロッコが運行されていたエリアです。
現在では、頂上まで階段状になった古い線路跡を登っていくルートとなっており、本格的なハイキングを楽しめます。
急斜面で体力を要するコースとなっており、オアフの最難関ともいわれています。思う存分歩いて体を動かしたい方には、魅力的なエリアではないでしょうか。
ただ、子ども連れの方や足腰の弱い方、心臓に不安がある方などには適していないようです。
無料でチャレンジできるスポットですが、トラブルが起きても自己責任となっています。ハイキングに慣れている方でも、ケガをしないように準備を万全にしてから登るようにしましょう。
土曜日の午前に人気店が集結!青空市場「KCCファーマーズマーケット」
KCCファーマーズマーケットは、ハワイで最も規模が大きい青空市場です。ダイヤモンドヘッドのふもとにあるKCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)の駐車場で、毎週土曜日の午前7:30~11:00に開催されています。
ハワイ島で養殖した新鮮なアワビを提供する「コナ・アバロニ(Kona Abalone)」、新鮮なフルーツやジャムを販売する「カフク・ファーム(Kahuku Farms)」、ハワイ生まれのベトナムフードを楽しめる「ザ・ピッグ・アンド・ザ・レディー(The Pig & The Lady)」など、さまざまな人気店が集まります。
出店している店舗はハワイ産にこだわっているので、ローカルフードをとことん楽しみたい方におすすめです!
絶滅危惧種のアザラシ「ハワイアン・モンクシール」と対面できる「ワイキキ水族館」
ワイキキ水族館は、1904年に誕生したアメリカで3番目に古い水族館です。ダイヤモンドヘッドの裾野にあるカピオラニ公園の海側に位置しており、ハワイ周辺の海域や南太平洋に生息する数百種類の海洋動植物が集まっています。
絶滅危惧種として保護動物に指定されているハワイアン・モンクシールという希少なアザラシと対面できます。NOAA(米海洋大気庁)によれば、ハワイ諸島全体で約1,400頭しか生息していないとのこと!
日本語音声ガイドのレシーバーを無料で借りられるので、日本人でも展示を深く楽しめる環境です。
ほかの水族館では見られない海洋生物との出会いをぜひ楽しんでみてください。
大自然で多彩なアクティビティを堪能! 映画のロケ地としても有名な「クアロア ランチ」
クアロア・ランチは、オアフ島の東に位置している古代王族の聖地です。
東京ドーム450個分の広大なエリアであり、多彩なアクティビティを満喫できます。たとえば、乗馬や四輪バギー、カネオヘ湾クルーズ、プライベートビーチ・ツアーなどです。
また、映画「ジュラシック・パーク」やテレビシリーズ「LOST」のロケ地としても知られています。
ジュラシックアドベンチャーツアーでは、映画のシーンで登場したインドミナス・レックスの檻や、ジュラシック・パークのゲートなどを観覧でき、記念撮影に適したスポットも盛りだくさんです!
映画を見たことがある方は、カメラを持参してぜひ参加してみてはいかがでしょう。
ハワイ王朝の豪華な雰囲気を味わえる「イオラニ宮殿」
イオラニ宮殿は、ハワイ王国7代目のカラカウア王が建設した王族の公邸です。1959年にハワイがアメリカの50番目の州になり、新州政庁が立てられるまでの約75年間、政治の中心地となっていました。
現在では大規模な修復のすえに歴史的建造物として一般公開されています。
王冠や宝石、勲章、宮殿で働いていた人々の再現部屋、ハワイで初めてつくられた水洗トイレなどを観覧できます。
カラカウア王の執務室や大広間、王室に関連する品々を見ることで、当時のハワイ王朝の豪華な雰囲気を味わえること間違いなしです!
日本語のツアーは、月曜日から土曜日まで毎日午前11時30分から開催されています。定員が20名なので、参加する場合は早めの予約が必要です。
なお、前庭にある王と王妃のために建てられた戴冠式台は、見学ツアーに参加しなくても観覧できるので、立ち寄った際はぜひ観光してみてください。
オアフ島の絶景をパノラマビューで楽しめる「タンタラスの丘」
タンタラスの丘は、オアフ島・ホノルルの北にあるコオラウ山脈の山裾に位置する小高い丘です。ダイヤモンドヘッドやワイキキの高層ビル、海などのパノラマビューを眺められる絶景スポットとして知られています!
南向きの斜面にあるので、日中は太陽が正面になり、逆光で写真を撮影しづらくなります。きれいな風景を撮影したい方は、午前中に訪れるのがおすすめです。
ハワイでは色とりどりのネオンサインが禁止されており、タンタラスの丘ではオレンジやゴールドに輝く夜景を眺められます。
美しい夜景とともに星空を堪能できるロマンチックなスポットでもあり、恋人と訪れるのにもピッタリでしょう。
店舗数は350店以上!ハワイ最大級のショッピングモール「アラモアナセンター」
アラモアナセンターは、人気のブランド店やデパート、スーパーマーケット、レストランなどが集まるハワイ最大級のショッピングセンターです。
ワイキキから約2.5kmの場所に位置しており、トロリーやバス、自転車などさまざまな手段でアクセスできます。
店舗数は350店を超えており、ハワイブランドの服やサンダル、チョコレートなどを購入可能です。
買い物だけでなく食事を楽しめるスポットでもあり、オーシャンビューを眺めながらハワイの一流シェフの料理を楽しむことも!
センターコートでは無料のフラショーが開催されており、ハワイの文化も堪能できます。
キッズプレイエリアでは、子供が無料で遊べるカラフルな遊具も設置されているので、子連れの方が訪れるのにもおすすめです。
ワイキキのホテルから徒歩圏内! 商業・小売・娯楽の中心地「インターナショナル マーケット プレイス」
インターナショナル マーケット プレイスは、1957年に誕生してからワイキキのシンボルとして親しまれてきた商業・小売・娯楽の中心地です。
2016年に新装オープンしており、新しく華麗な姿に生まれ変わりました。樹齢160年以上のバニヤンツリーをそのままに、水のカーテンや小川、ハワイの固有植物が効果的に配置されています。
ココパフやポイモチドーナッツなどが人気のベーカリーレストラン「リリハ・ベーカリー」、スポーツカー・モーターサイクルをレンタルできる「アロハモータースポーツ」、ハワイ発のサーフアパレルブランド「サーフライン・ハワイ」など、さまざまな店舗が営業しています。
クヒオ側入り口付近にあるカスタマーサービスでは、館内のショップやレストランなどの情報を得られるので、気になる店舗も見つけやすいです。
カラカウア大通りとクヒオ通りに面しており、ワイキキのホテルから徒歩圏内にあります。ワイキキのホテルに宿泊する方は、観光の計画に組み込んでみてはいかがでしょう。
日本人にはおなじみの日立の樹で有名な「モアナルアガーデン」
モアナルアガーデンは、日立グループの日立の樹がある公園です。ホノルルから車で30分ほどの場所に位置しており、園内にはCMでおなじみのモンキーポッドをはじめ、世界中のさまざまな植物が集まっています。
王族のゆかりの地としても知られており、カメハメハ5世が多くの時間を過ごしました。園内にはカメハメハ5世が建築した別荘があり、友人を招いてフラを楽しんでいたとのことです。
芝生で寝転んだり、木陰でテイクアウトのハンバーガーを食べたりできます。山小屋風の可愛らしいショップもあり、モンキーポッドをモチーフにしたペンやビーチタオルなども購入可能です。
緑の中でのんびり過ごしたい方やモンキーポッドに興味がある方などにおすすめできます。
古き良きハワイの面影が残る町「ハレイワタウン」
ハレイワタウンは、ワイキキから車で約1時間の場所にあるレトロな町です。
古い建物が立ち並び、昔のハワイの面影を眺められるエリアであり、オアフ島北海岸を代表する観光地として知られています。
ハレイワタウンの入り口には、ガーリックシュリンプを提供する「ジェニーズ・シュリンプ・ランチワゴン」が営業しており、バター・ガーリック、レモン・ペッパーなどさまざまな味のシュリンププレートを堪能できます。
そのほか、サーフショップやカフェ、アパレルショップなどもあり、散策するのにもピッタリです。
町中には、魅力あふれる看板や壁画が残っており、撮影スポットも点在しています。観光する際にはカメラを忘れずに持参しましょう!
買物や飲食に適したショップが満載! ファーマーズマーケットも開催される「カイルアタウン」
カイルアタウンは、オアフ島の東海岸にあり、オシャレなショップが立ち並んでいる町です。海を意味する「カイ」と、数字の2を意味する「エルア」を組み合わせた名称となっています。カイルア湾に2つの海流が流れていることが由来のようです。
中心部にはカイルアショッピングセンターがあり、買物や飲食に適したお店が満載です。たとえば、ハワイのスーパーマーケットチェーン「タイムス」や、ハワイ生まれのジュース専門店「ラニカイ・ジュース・ハワイ」、地元で人気のメキシカンレストラン「メヒコ・リンド」などがあります。
そのほかのおすすめスポットとして見過ごせないのが、カイルアタウン・ファーマーズマーケットです。毎週日曜日の午前中に開催されるマーケットであり、地元の農家がたくさん出品しており、新鮮なフルーツを購入できます。
また、カイルアタウンでは自転車をレンタルできるショップもあり、サイクリングで観光を楽しむことも。徒歩より効率的に観光したい方はレンタルを検討してみてください!
カイルアビーチの観光に関してはこちらの記事もご参照ください!
SNS映えするウォールアートが盛りだくさんの「カカアコエリア」
カカアコエリアは、ホノルル中心部にあるアラモアナセンターからダウンタウンまでの地域です。
当初は倉庫街で観光スポットではありませんでしたが、2011年から「POW!WOW! HAWAII(パウ!ワウ!ハワイ)」というウォールアートのイベントが開催されるようになってから注目されるようになりました。
歩いているだけでたくさんのウォールアートが目に入ってくるエリアであり、特にソルト地区とワードビレッジ地区に集中しています。
リアルな人物画やアニメ調のポップなイラスト、幻想的な風景など、作風はさまざまです。
SNS映えする作品ばかりなので、お気に入りのウォールアートを撮影してみてください!
ハワイ諸島を統一した王様の銅像「カメハメハ大王像」
カメハメハ大王は、1810年にハワイ諸島を統一してハワイ王朝を築いた王様です。
カメハメハ大王像は、オアフ島のイオラニ宮殿の向かい側に立っており、1883年にカラカウア王の戴冠式の日に除幕されて以来、130年以上宮殿を見守っています。
銅像の姿はカメハメハ大王の本当の姿ではなく、別人(カラカウア王の副官)がモデルとなっています。カメハメハ大王が死去したのは1819年であり、当時は写真が発明されていなかったからです。
大王像の土台には、生涯の出来事を記した4枚の銅版画もはめ込まれています。イオラニ宮殿に立ち寄ったときは見落とさずに観光しましょう。
マリンアクティビティのあとに絶景の夕日を鑑賞できる「ワイキキビーチ」
ワイキキビーチは、オアフ島の南岸に位置するホノルル市にある海岸です。単体のビーチではなく8つのビーチの総称として知られています。
波が穏やかでシュノーケリングを楽しめる「クヒオビーチ」や、ハレクラニホテルの前にある「グレイズ・ビーチ」、全米ベストビーチに何度も選出されている「デューク・カハナモク・ビーチ」などがあります。
ワイキキビーチでは、サーフィンのレッスンを受けたり、アウトリガーカヌーで沖を目指したり、美しい景色の写真を撮影したりと、楽しみ方はさまざまです。
マリンアクティビティを楽しんだあと、美しいサンセットを眺めれば、さらに素敵な思い出を残せます。恋人とロマンチックな景色を楽しみたい方にもおすすめです。
全米ベストビーチランキングで1位に選出! 透明度の高い海でシュノーケルを体験できる「ハナウマ湾」
ハナウマ湾は、サンゴ礁が広がるターコイズブルーの海です。火山の火口が波で浸食され、美しい入り江として形成されました。
オアフ島で人気の高いビーチであり、2004年と2016年に全米ベストビーチランキングで1位に選出されています。
透明度が高いので、シュノーケルスポットとして人気です。ダイビングマスクやシュノーケル、フィンなどをレンタルできます。
重要な海洋生物保護区域にも指定されているエリアでもあり、入口には海洋教育センターもあり、記録映像や展示などで保護活動も学べます。
ハナウマ湾自然保護区に入場するにはオンライン予約が必要です。観光スケジュールに組み込む方は、忘れずに予約をしましょう。
運がよければクジラが見えるかも! パワースポットがある「マカプウ岬」
マカプウ岬は、オアフ島の東端にある景色がきれいな岬です。ホノルルから車で約16~19マイルほどの場所にあります。
マカプウ・ライトハウス・トレイルでは、途中から見晴らしのよい場所に出て、海の景色を楽しみながらハイキングできます。モロカイ島だけでなく、クジラを見られるケースもあるようです。
トレイルの駐車場からは、パワースポットして有名な「ペレの椅子」と呼ばれる岩が見えます。
ハワイ神話に登場する女神ペレが、オアフ島を作ったあとに休んだ椅子といわれています。ペレは情熱の象徴であることから、ペレの椅子に宿るとても強いパワーが、金運や仕事運を高めてくれるとのことです!
マカプウ岬の展望台では太平洋を一望でき、天気がよいとラナイ島が見えることもあります。海を背景に記念撮影してみてはいかがでしょう。
静かな白い砂浜でゆったりとくつろげる「ラニカイビーチ」
ラニカイビーチは、オアフ島東側のカイルアにある静かなビーチです。ハワイ語で「ラニ」は天国、「カイ」は海を意味しており、天国の海と呼ばれています。アラモアナセンターの裏手からザ・バスやレンタカーなどでアクセス可能です。
エメラルド色に輝く海や、シュガーパウダーのように白く柔らかい砂浜の景色を楽しめます。トイレやシャワーがないことから、泳ぐよりも鑑賞するのが適しています。ただ、カヤックやスクーバダイビングなどを楽しむ方もいるようです。
有名な割には人が少ない静かなビーチなので、ゆっくり過ごしたい方におすすめできます。
高級住宅街の間にビーチへ続く小道があり、道から見えるビーチの風景がきれいで、撮影スポットとしても人気です。ビーチに辿り着くまでの景色もぜひ楽しんでみてくださいね!
ラニカイビーチの観光に関してはこちらの記事もご参照ください!
干潮のわずかな時間だけ姿を現す幻の島「サンドバー」
サンドバーは、オアフ島の北東に位置するカネオヘ湾沖に浮かぶ白い砂浜です。干潮のわずかな時間だけ姿を現すスポットであり、幻の島として知られています。
湾内がサンゴ礁によって囲まれているため、波がとても穏やかです。サンドバーウォークやシュノーケルなどで絶景を楽しめます。
サンドバーに安全に辿り着くためのツアーとして「キャプテンブルース・天国の海ツアー」が挙げられます。
午前・午後の2回に分けて実施されており、ワイキキのホテルを出発して、カネオヘの港からボートに乗って向かいます。
360度を取り囲むエメラルドグリーンの海は、日常生活では味わえない絶景です。夏は早朝ツアーも開催しており、オレンジ色に染まるサンライズの海景色を眺められます。
見たことのないハワイの魚や、幸せの象徴といわれるウミガメに出会えるチャンスも! 海洋生物が好きな方も、ぜひハワイ旅行の計画に組み込んでみてください。
SNS映えすること間違いなし! おしゃれなウォールアートが描かれている「ピルボックス」
ピルボックスは、アメリカ軍が戦争のために作った陣地です。薬箱の形に似ていることが名前の由来となっています。オアフ島には、ピルボックスが複数あり、それぞれ異なるウォールアートが描かれています。
特に、きれいな海と青空を背景としたピンクカラーのピルボックスが人気です。インスタ映えするので、記念撮影するのにおすすめできます。
高級リゾートホテルが集まるコオリナから約10km北上したマイリ地区にあり、ワイキキの中心地からは車で約1時間の場所です。
登山初心者でも楽しめるハイキングコースにありますが、転落事故には注意しましょう。
のんびりとした敷地で好きに過ごせる「アラモアナ・ビーチパーク」
アラモアナ・ビーチパーク(アラモアナ・リージョナルパーク)は、のんびりとした地元の雰囲気が漂う穏やかなビーチパークです。全長約800mの広大な敷地となっており、さまざまな過ごし方ができます。
ライフガードが常駐していているほか、トイレやシャワーが整っているので、水泳やサーフィンなどを楽しみやすいです。
マリンアクティビティのほかには、ウォーキングやジョギング、読書、ピクニックなどをするのにも適しています。
敷地内には無料で使えるテニスコートもあるので、経験者の方であればラケットを持参して訪れてみてはいかがでしょう。
秘密の入江で冒険気分を味わえる「ハロナビーチコーブ」
ハロナビーチコーブは、観光ガイドブックにはあまり掲載されていないプライベート感を味わえる入り江です。オアフ島東海岸のハロナ潮吹き岩展望台の崖下にあり、ワイキキから車で約25分の場所にあります。
周りが山に囲まれていて人も少なく、秘境のような雰囲気が漂っています。洞窟もあるので、冒険気分を楽しむことも!
「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ジュラシック・パーク」など、映画のロケ地として使われました。映画を見たことがある方であれば、さらに楽しめるに違いありません。
ライフガードがいないので、波が高い日には注意が必要です。また、足場の悪い崖を上り下りするので、子どもや高齢者の方には不向きかもしれません。
トラクターを改造したワゴンで農園ツアーを開催している「カフク・ファーム」
カフク・ファームは、オアフ島の北にあるカフクの町で、100年以上4代にわたって日系の家族が運営している農園です。
パパイヤやバナナ、ナスなど、さまざまな野菜・果物を栽培しています。
カフェでは、手作りのジャムやドレッシング、バナナブレッドなどを販売しており、小腹がすいたときにおいしいサンドイッチを食べることも!
トラクターを改造したワゴンで農園ツアーも開催しています。約1時間のGRAND TOURでは、ハワイの農園の歴史や、野菜・果物の生産過程、加工工場などを見学可能です。
約30分のSMOOTHIE TOURでは、農園で採れたアップルバナナのスムージを試飲できます。
ツアーに参加したあとは買い物を楽しめます。アップルバナナも販売されているので、記念に購入してみてはいかがでしょう。
4つの入り江で至福に満ちたひと時を過ごせる「コオリナ・リゾート」
コオリナ・リゾートは、オアフ島西部の静かな海岸沿いに位置しているリゾート地です。都会の喧騒から離れたエリアであり、真っ青な海と豊かな緑に囲まれています。
コオリナは、ハワイ語で「至福に満ちた」という意味を持ち、ハワイの王族の中でも最高位の族長たちが保養地としていました。現在は、高級ホテルやロマンチックなチャペル、ショップ、レストランなどが集まっています。
約3.2kmの長い海岸線があり、一定間隔で作られたビーチに、4つのラグーン(入り江)があります。
ラグーンの名称は、第1ラグーンがKohala(クジラ)、第2ラグーンがHonu(カメ)、第3ラグーンがNai’a(イルカ)、第4ラグーンがUlua(サカナ)です。各入口には絵入りの看板が設置されています。
各ラグーンではコンサートを楽しんだり、パラソルの下でのんびりと過ごしたりできます。自分好みの入り江で至福に満ちたひと時を楽しんでみてはいかがでしょうか。
無料の日本語ツアーも開催! ハワイ最大級の博物館「ビショップミュージアム」
ビショップミュージアムとは、オアフ島のホノルルにあるハワイ最大級の博物館です。
バニース・パウアヒ王女(カメハメハ王家最後の直系子孫)を追悼するために、1889年に夫のチャールズ・リード・ビショップ氏が設立しました。ダニエル・K・イノウエ国際空港から車で10分ほどの場所にあります。
設立当初は、パウアヒ王女が相続した王家に伝わる美術工芸品や、ハワイの美術工芸品などが収蔵されていました。
近年は、太平洋諸島ポリネシア全域の文化に関する美術工芸品や写真、文献などが集まり、コレクションの数は2,500万点を超えています。
1日4回にわたって無料の日本語ガイドツアーが行われているほか、フラやクラフトのレッスンも予約可能です。
ハワイの歴史や文化について詳細を知りたい方は、ぜひビショップミュージアムを訪れてみてください!
心地よい静寂のひと時を! 天国にふさわしい館「ハレクラニホテル」
ハレクラニホテルは、ワイキキビーチに面した5つ星ホテルです。もとは漁師たちをもてなすビーチハウスであり、利用者からハワイ語でハレクラニ(天国にふさわしい館)と呼ばれていたといいます。
ホテル内は、あらゆる場所からハワイの神聖な海景色を楽しむことができ、心地よい静寂のひと時を過ごせる環境です。
プールやビーチのほかに、ハワイ料理を堪能できる「ハウス ウィズアウト ア キー(House Without a Key)」があります。料理だけでなくフラと生演奏を楽しむことも!
そのほか、スパハレクラニでは、マッサージやネイルケア、フェイシャルなど、さまざまなトリートメントサービスを提供しています。
ハワイで受け継がれてきた伝統の技を体感し、リラックスしてみてはいかがでしょう。
アメリカの大衆紙のランキングで第1位を獲得! 子どもから大人までプールで遊べる「シェラトンワイキキ」
シェラトンワイキキホテルは、雄大なダイヤモンドヘッドや煌めくワイキキの夜景を眺められるハワイ屈指のリゾートホテルです。モダンなハワイ洋式のデザインの室内は、2020年に全室リニューアルされ、より快適に生まれ変わっています。
館内には魅力的な2つのプールがあり、アメリカの大衆紙「USAトゥデイ」では「2018年全米ベスト・ホテルプール10」の第1位を獲得しました。
インフィニティ・エッジ・プールは、16歳以上の大人専用プールであり、海と一体化したような景色を楽しめます。浮き輪につかまったり乗ったりして、ゆったりとした時間をくつろげる環境です。
ヘルモア・プレイグラウンドは、子どもから大人まで遊べるファミリー向けプールです。ウォータースライダーでは、激しく水しぶきを飛ばしながら勢いよく滑り降りできます。噴水広場もあり、小さな子どもでも水遊びを楽しめる環境です。
特別なプールアクティビティが楽しめるプールで、リゾート体験の思い出を残してみてはいかがでしょう。
ワイキキエリアで最も古い由緒あるホテル「モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ」
モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパは、1901年に開業したワイキキ最古の名門リゾートホテルです。
白亜でクラシカルな外観から、「ワイキキのファーストレディ(貴婦人)」の愛称で知られており、ビクトリア朝時代のエレガンスと現代的な快適さが調和しています。
好みに応じて3種類の客室を選べるのが魅力です。
オーシャンフロントとシティービューを選べる「ダイヤモンド・ウィング」、クラシカルな雰囲気で風情が漂う「ヒストリック・パニヤン・ウイング」、バルコニーを完備した充実した広さの「タワー・ウィング」などがあります。
独自開発の「ヘブンリーベッド」は、雲の上での寝心地といわれています。白亜の宮殿で極上の癒しを体感してみてみませんか?
まとめ
今回は、ハワイのオアフ島にある観光スポットをまとめてご紹介しました!
昔のハワイの面影が残るタウンや、ハワイの美術工芸品を収蔵した博物館、ハワイ王朝の豪華な雰囲気を味わえる宮殿などがありました。ハワイの文化や歴史が好きな方にはたまらないスポットですね。
白くて柔らかい砂浜の景色を楽しめるビーチや、水の流れる姿が壮大な滝など、きれいな景色を楽しめるスポットも満載でした。非日常的な景色を満喫したい方にもオアフ島の観光スポットはとてもおすすめです。
また、線路沿いのコースで本格的なハイキングを楽しめるトレイルや、シュノーケルを楽しめる透明度の高い入り江などもありました。アウトドアやマリンアクティビティを楽しみたい方にも、魅力を感じていただけたのではないでしょうか。
そのほか、海と一体化した景色を楽しめるプールのあるホテルや、天国にふさわしい館と呼ばれるホテルなどもありました。
宿泊してみたいと思えるホテルを予約して、オアフ島の旅を楽しんでみてくださいね!