日本人であれば誰しも一度は行ってみたいと思うアメリカのハワイ。観光施設がたくさんあるスポットとして知られていますが、食べ物の種類も豊富で魅力的です。
日本ではあまり食べない魚を使った食べ物や、名前からは見た目を想像できない食べ物、見た目がトロピカルでInstagramに適した写真映えする食べ物などがあります。中には果物やクリームをたくさん使ったスイーツも!
旅行のときに美味しい名物を食べ損ねてしまわないよう、一つでも多くの種類を把握しておきましょう。
今回は、ハワイの食文化の特徴をはじめ、ハワイの有名な食べ物をまとめて一挙にご紹介していきます! 食べ物ごとにおすすめの人気店も掲載しているので、気になったお店があればぜひ訪れてみてください。
ハワイの食文化の特徴
ハワイの食文化は、新鮮なフルーツや野菜、太平洋で獲れる活きのよい魚など、さまざまな食材で織りなされています。
ブタを丸焼きにしたダイナミックな料理や、果物がたくさん使われたトロピカルなデザートなど、見た目まで楽しめるのも特徴です。
また、ハワイでは他国から来た移民や他国にルーツがあるお店の進出などにより、他国の文化が融合しています。
日本人移民がもたらした食べ物もあり、日本人になじみ深い味と出会うことも珍しくありません。たとえば、マグロの切り身を使った海鮮丼のようなグルメや、シロップでカラフルに彩ったかき氷のようなスイーツなども食べられます。
ほかにも日本で見たことがあるような食べ物がさまざまあり、「海外の食事は口にあうか不安…」という方でも、食べてみたいと思えるグルメが見つかりやすくなっています。
引き続きハワイの代表的な食べ物と人気店をご紹介するので、気になる店舗があればぜひ旅行の際に立ち寄ってみてください。
濃厚なオランデーズソースで贅沢な一口を味わえる「エッグベネディクト」
エッグベネディクトは、香ばしく焼いたイングリッシュマフィンの上に、ハムやベーコン、カニコロッケといった食材とポーチドエッグをのせて、オランデーズソースをかけたハワイの食べ物です。オランデーズソースは、バターや卵黄、塩、レモン汁などで作られます。
高たんぱく・高脂質で栄養価が高く、朝食の定番メニューとして親しまれています。
エッグベネディクトが食べられる人気店「ハウ・ツリー」
2020年12月にリニューアルした「カイマナビーチホテル」にあるハウ・ツリーのエッグベネディクトは、ホノルルの人気カフェ「ラ・トゥール・カフェ」のイングリッシュマフィンを使っています。
ポーチドエッグをカットすると、黄身がトロンとあふれ出し、バターが染み込んだイングリッシュマフィンやハムに絡まり、贅沢な一口を体感できます。そのほか、サイドに添えられたベイクドポテトもおいしいと評判です。
ボリュームも多すぎないので、食べ切れるか心配な方にもおすすめできます!
住所 | 2863 Kalakaua Avenue, Lobby floor of the Kaimana Beach Hotel, Honolulu, HI 96815 |
電話番号 | 808-921-7066 |
営業時間 | 【ブランチ】8:00〜13:30【ディナー】17:00〜21:00 |
公式ホームページ | https://www.kaimana.com/dining |
ハワイ島のヒロに住む日系人が考案! ガッツリ食べられる「ロコモコ」
ロコモコは、ご飯にハンバーグと目玉焼きをのせて、グレイビーソースをかけたハワイの食べ物です。肉汁と半熟の黄身、濃厚なソースとの相性を楽しめるのが特徴であり、ガッツリ食べられるボリュームとキュートな名前などから、男女問わず親しまれています。
1940年代にハワイ島のヒロに住む日系人が考案した料理といわれており、近所のスポーツクラブに通う少年から安くてお腹がいっぱいになる料理をリクエストされたことがきっかけとなって誕生したとのことです。
いつのまにか店舗の定番メニューとなり、ハワイ島からハワイ全域までに広がっていきました。
ロコモコが食べられる人気店「カフェ100」
1946年に開店された「カフェ100」は、ハワイ島に現存する最古のレストランであり、いち早くロコモコを提供し始めました。
現在も牛肉ハンバーグや鶏肉、魚、野菜などを使ったロコモコを提供しており、選べるメニューは30種類以上です。
定番の「LOCO MOCO」は野菜や薬味が一切なく、肉の旨味と鉄板焼きの香ばしさを堪能できます。
日本で食べたことのない本場のロコモコをぜひ味わってみてください!
住所 | 969 Kilauea Avenue Hilo, HI 96720 |
電話番号 | 808-935-8683 |
営業時間 | 9:30~19:00(月~金) |
公式ホームページ | https://cafe100.com/ |
身が柔らかくてジューシーな食べ応えが特徴の「マヒマヒ」
マヒマヒは、熱帯や温帯の海域に生息する大型の肉食魚です。体長は約1メートルで、青緑の背が特徴になっています。
マヒはハワイ語で強いという意味があり、釣り上げるときの引きが強いことが名前の由来だといわれています。
ハワイの代表的な白身魚であり、身が柔らかくあっさりしていて、ジューシーな食べ応えです。クセがないのでさまざまな方法で調理されますが、特にフライやソテーなどが人気となっています。
マヒマヒを食べられる人気店「KUA`AINA(クア・アイナ)」
KUA`AINA(クア・アイナ)は、1975年にハワイのオアフ島でテリー・トンプソン氏が創業したグルメバーガーレストランです。
「厳選された最高の材料で作った最高の食事をカジュアルな雰囲気で提供すること」をコンセプトにしています。
KUA`AINAでは、新鮮なマヒマヒをグリルして、サンドウィッチとして提供しています。特性スパイスでさっぱりと味付けしており、タルタルソースとの相性も抜群です。
店舗によるおすすめはアボガドのトッピング。グアバジュースも頼んで、ハワイ気分を楽しんでみてはいかがでしょう。
住所 | 66-160 Kamehameha Hwy, Haleiwa, HI 96712 |
電話番号 | 808-637-6067 |
営業時間 | 11:00〜20:00 |
公式ホームページ | https://www.kua-aina.com/shop/114.html |
ガーリックの香ばしさとエビのプリプリ食感が堪らない「ガーリックシュリンプ」
ガーリックシュリンプとは、大振りのエビをガーリックで味付けしたハワイの代表的な食べ物です。オアフ島の北部にあるカフクで生まれ、ノースショアを中心にワゴン車で販売されるようになり、地元で幅広く親しまれています。
ガーリックの香ばしさと、エビのプリプリとした食感の相性がよく、ご飯が止まらなくなるおいしさです。レモンをかけると爽やかな風味を楽しめます。スパイシー味やココナッツ味など、さまざまな味付けが展開されているのも魅力です。
食べ方は手づかみでもOKです! 殻にもしっかりと味が染み込んでいるので、気にならなければ一緒に食べてみてはいかがでしょう。
ガーリックシュリンプが食べられる人気店「ブルーウォーターシュリンプ&シーフードマーケット(ヒルトンハワイアンビレッジ店)」
「ブルーウォーターシュリンプ&シーフードマーケット」は、ノースショアの人気店がワイキキのヒルトンホテルに出店した店舗です。
ヒルトンハワイアンビレッジ店のガーリックシュリンプは、ガーリック風味が控えめで食べやすいのが特徴となっています。
このお店でガーリックシュリンプを初めて食べて、ヤミツキになってしまったという方も。エビの量も多かったという評判があり、ボリュームを重視する方にもピッタリですね!
辛さは3段階から選べるので、自分好みの味を楽しんでみてください。
住所 | Rainbow Bazaar1F 2005 Kalia Rd., Honolulu, HI 96815 |
電話番号 | 808-955-5400 |
営業時間 | 9:00~22:00(毎日) |
公式ホームページ | https://www.bluewatershrimphi.com/ |
タロの葉の香りとトロトロの具材を一緒に楽しめる「ラウラウ」
ハワイの郷土料理のラウラウは、タロイモとティの葉で包まれた蒸し焼きの食べ物です。ラウには「葉」という意味があり、「ラウラウ」には「包む」という意味もあります。
包まれる具材は豚肉や銀鱈などです。味付けは塩だけでシンプルですが、柔らかくなったタロの葉の香りと、トロトロになった具材を一緒に楽しめます。
たんぱく質やビタミン、ミネラル、繊維質を同時に摂取できるので、栄養も豊富ですよ!
ラウラウが食べられる人気店「ダ・オノ・ハワイアン・フード」
ハワイ伝統料理のレストラン「ダ・オノ・ハワイアン・フード」ではLaulau Plateを提供しています。一つのお皿にのっているラウラウは存在感があるボリュームです。
お肉は柔らかくてジューシーであり、タロの葉はほうれん草のような食感となっています。メインディッシュとしておすすめです。
住所 | 726 Kapahulu Avenue. Honolulu, HI 96816 |
電話番号 | 808-773-0006 |
営業時間 | 11:00〜20:00(火~土)12:00~20:00(日) |
公式ホームページ | https://www.daonohawaiianfood.com/ |
日本では聞きなれない部位を楽しめるハワイの「ステーキ」
ステーキは日本でも食べられる食べ物ですが、ハワイでは人気のステーキ店が数多く点在しており、一度は足を運んでみたいところですよね。
ハワイのステーキ店では、聞きなれない肉の部位があるので、事前知識として知っておきましょう!
リブアイ | リブロースの最上級部位であり、肋骨付近の部位 |
フィレミニヨン | 日本でヒレステーキとしていることが多い部位で、リブアイよりもさらに柔らかい |
ニューヨークストリップ | 腰付近の部位でリブアイとフィレミニヨンの中間ほどの脂身を楽しめる |
Tボーン | フィレミニヨンとニューヨークストリップの両方を味わえる骨付肉 |
ステーキが食べられる人気店「ルースズ・クリス・ステーキハウス(Ruth’s Chris Steak House)」
「ルースズ・クリス・ステーキハウス」は、ハワイで30年以上続くグルメ賞「ハレアイナ賞」のベストステーキ部門で、金賞を受賞したステーキハウスです。
USDA認定の最高級品を約980℃の高温で焼き上げ、260℃に温められたプレートで提供しています。最後まで熱々のステーキをおいしく楽しめるのが魅力的ですね!
【ホノルル店】
住所 | 500 Ala Moana Blvd, Restaurant Row, Honolulu, HI 96813 |
電話番号 | 808-599-3860 |
営業時間 | 【ディナー】16:00~22:00(月~木)16:00~22:30(金~土)16:00~21:00(日曜)【ハッピーアワー】16:00~19:00(毎日) |
公式ホームページ | http://jp.ruthschrishawaii.com/Location.html |
スープのダシは干しエビ! ハワイ風ラーメン「サイミン」
サイミンとは、ラーメンに似ている麺の食べ物であり、ハワイ風ラーメンとも称されています。
日系労働者が農作業の合間に、中国の移民によって伝えられた中華麺を干しエビでダシをとったスープで食べていた物が、外食メニューになったといわれています。
なお、サイミンは中国の広東語に由来していて、細い麺という意味があるそうです。
サイミンが食べられる人気店「タナカ・サイミン」
「タナカ・サイミン」では、「タナカ・サイミン」というメニューを提供しています。
甘辛のテリヤキビーフとエビの天ぷら、トスグリーンサラダ(あるいはマカロニポテトサラダ)のサイドメニューが付いてきます。
サイミンにはワンタンが含まれており、ローカルではからしや醤油をつけて食べるのが好まれているそうです。そのほか、ナルトも入っているので、懐かしさを感じる方もいるのではないでしょうか。
住所 | 888N. Nimitz Highway, Unit #103 Honolulu, Hawaii 96817 |
電話番号 | 808-524-2020 |
営業時間 | 7:00~21:00(月~木、日)7:00~22:00(金~土) |
公式ホームページ | https://tanakasaimin.com/ |
生姜醤油に絡ませて食べるのがおすすめ! 牛テールを煮込んだ「オックステールスープ」
オックステールスープは、ぶつ切りの牛テール(尾)が含まれたスープです。スープはあっさりとした風味ですが、牛骨だしの味わいを感じる仕上がりになっています。
パクチーとおろし生姜を入れて食べるのが一般的とされ、ご飯によくあう食べ物です。
ハワイでは、14ドルから19ドルくらいの値段が相場になっています。
オックステールスープが食べられる人気店「アサヒ・グリル」
「アサヒ・グリル」では、オックステールスープを看板メニューとして提供しています。ゴロゴロと含まれているオックステールは、口の中に入れるとホロっと溶けます。取り皿の生姜醤油に絡ませて食べるのもおすすめとのこと。
パクチーがたくさん盛られているのも特徴ですが、希望を伝えれば抜いてもらえます。苦手な方でも安心して食べられるのはうれしいですね!
【カイムキ店】
住所 | 3008 Waialae Avenue Honolulu, HI 96816 |
電話番号 | 808-744-9067 |
営業時間 | 8:00〜14:00、17:00~21:00(水曜定休日) |
公式ホームページ | https://www.asahigrill.com/jp/ |
ビーフジャーキーよりも柔らかくジューシーな「ピピカウラ」
ピピカウラとは、ハワイにおける伝統的な干し肉の食べ物です。ピピはビーフをハワイ語風に発音した言葉であり、カウラには紐という意味があります。
牛肉に塩を揉みこんでから長く切り、二本の長い肉を紐で結び、木の枝に引っ掛けて天日干しをして保存します。
ビーフジャーキーよりも柔らかくジューシーで、噛みしめると肉のうまみが広がります。
ピピカウラが食べられる人気店「Helena’s Hawaiian Food(ヘレナズ・ハワイアンフード)」
ハワイアンフードの名店「Helena’s Hawaiian Food」のピピカウラは、骨つきカルビを醤油ベースの自家製だれに一晩漬けこみ、キッチンで半日から1日ほど干して熟成させ、多めの油で焼き上げた逸品です。
一口食べると、ジューシーな肉汁が口の中にあふれ出します。1946年に創業してきてから味が変わっていないとのことです。ハワイの伝統的な味を体感してみてはいかがでしょう。
住所 | 1240 N. School St. Honolulu, HI96817 |
電話番号 | 808-845-8044 |
営業時間 | 10:00~19:30(火~金) |
公式ホームページ | https://www.helenashawaiianfood.com/index.html |
ハワイにおける消費量が全米でナンバーワンの「スパム」
スパムは、1891年に創立したホーメルフーズ(ミネソタ州)という食肉加工品会社の食べ物です。肉をミンチ状にしてからハムのように成形します。名前は「Shoulder of pork and ham(豚の肩肉ともも肉)」の略称です。
アメリカ本土では、魚釣りに行くときの軽食や、防災時の非常食として消費されることが多くなっています。その一方でハワイでは、消費量は全米でナンバーワンであり、毎年約700万缶が食べられるなど、高い人気を誇っています。
スパムが食べられるイベント「ワイキキ・スパム・ジャム(Waikiki SPAM JAM)」
「ワイキキ・スパム・ジャム」は、毎年4月にワイキキで人気のレストランが出店して、さまざまなスパム料理を提供するイベントです。
スパムカレーやスパムチャーハン、スパムバーガーなど、スパム料理をとことん楽しめます。そのほか、ハワイアンミュージックのライブが開催されることも!
2023年の開催情報は公式ホームページでは公表されていません。気になる方は問い合わせをしてみてください。
住所 | 要問い合わせ |
電話番号 | 808-921-6679 |
営業時間 | 要問い合わせ |
公式ホームページ | https://spamjamhawaii.com/ja/about/merchandise-booths |
ハワイで和食!? 握りずしのような見た目の「スパムむすび」
ハワイのB級グルメとして人気のスパムむすびは、5mmほどの厚さにカットしたスパムをフライパンで焼き、塩で味付けしたご飯にのせて焼きのりで巻いた食べ物です。日本の回転ずしに流れていそうな見た目をしています。
ハワイ在住の日系アメリカ人が考案してハワイ州に広まり、ランチやおやつとして親しまれるようになったとのことです。
スパムの味付けは醤油やテリヤキソースなどですが、ご飯については酢飯や焼き飯風にするなどのアレンジも楽しまれています。
スパムむすびが食べられる人気店「いやす夢(いやすめ)」
「いやす夢」では、バラエティに富んだスパムむすびを提供しています。
スタンダードなスパムむすびをはじめ、うめスパムや玉子焼きスパム、アボカドベーコン卵焼きスパムなどを選べます。スパムと一緒にほかの具材がギュッと詰まった見た目は、食欲をそそること間違いなし。
魅力的な種類が多いので、味比べをしてみるのも楽しそうですね!
【ワイキキ・モナーク店】
住所 | 2427 Kuhio Ave,Pacific Monarch Hotel 1階, Honolulu, HI 96815 |
電話番号 | 808-921-0168 |
営業時間 | 6:30~21:00(年中無休) |
公式ホームページ | https://www.tonsuke.com/omusubiya.html |
豚を丸ごと蒸し焼きにしたダイナミックな料理「カルアピッグ」
カルアピッグとは、豚を丸ごと蒸し焼きにしたハワイの食べ物です。フラやファイアーダンスなどのショーを楽しむルアウで提供されます。
ブタの頭が飾りつけされている姿はダイナミックで、見た目からも日本とは異なる文化を感じられます。
祝い事で食べる贅沢な料理というイメージがありますが、現在ではスーパーでパック売りされていたり、店舗でプレートランチとして提供されたりしているようです。
カルアピッグが食べられる人気店「ハイウェイ・イン」
ハワイのローカルが集う老舗ダイニング「ハイウェイ・イン」では、カルアピッグ・コンボというプレートメニューを提供しています。
塩味とスモーキーな味わいのカルアピッグは、ご飯との相性がよいと評判です。
メインのカルアピッグのほかに、ピピカウラ、ロミサーモン、ハウピアなどもセットになっています。ハワイの料理をまとめて堪能できるのもうれしいですね!
【ワイパフ店】
住所 | 94-830 Moloalo Street. #101, Waipahu, HI 96797 |
電話番号 | 808-677-4345 |
営業時間 | 10:00〜20:00(月〜木)10:00〜20:30(金)9:00〜20:30(土)9:00〜14:30(日) |
公式ホームページ | https://www.myhighwayinn.com/location-waipahu/ |
ローカロリーで栄養も豊富! タロイモを蒸してペースト状にした「ポイ」
ポイとは、蒸し焼きにしたタロイモをペースト状にして、水を混ぜながら伸ばした古来より伝わるハワイの食べ物です。見た目は薄紫色でねっとりしています。子どもの誕生日や卒業パーティーなどの祝い事にあわせて登場することが多いです。
ローカロリーであるうえに、食物繊維やビタミン類、カルシウムが豊富に含まれており、ヘルシーな食べ物としても注目されています。
ポイが食べられる人気店「Poi Bowl(ポイ・ボウル)」
大型ショッピングモールのアラモアナ・センターにある「Poi Bowl」では、ハワイアン料理がセットになった「ハワイアン・プレート」でポイを主食として食べられます。
少しボリュームが大きい容器に入っていて、本格的な酸味を感じる仕上がり。セットのカルアピックやロミロミサーモンと一緒に楽しんでみてください。
住所 | 1450 Ala Moana Blvd Honolulu (アラモアナセンター・マカイマーケット) |
電話番号 | 808-949-8444 |
営業時間 | 9:00~20:00(月~土)9:00~19:00(日) |
公式ホームページ | https://www.alamoanacenter.com/en/directory/ala-moana-poi-bowl-777.html |
まぐろの切り身をのせるのが定番! ハワイ流の海鮮丼「ポキ丼」
ポキ丼とは、魚介の切り身を調味料で和えたポキをご飯にのせたハワイ流の海鮮丼です。アヒ(まぐろ)を切って醤油ベースのタレで味付けして、香味野菜や海藻と和えるのが定番になっています。
そのほかの具材としては、サーモンやタコなども使われています。日本の漬け丼のような食べ物なので、日本人でもおいしく食べやすいのではないでしょうか。
ポキ丼が食べられる人気店「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」
「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」では、「醤油アヒ」のポキ丼を提供しています。マウイスイートオニオンやアボカド、ククイナッツなど、さまざまな具材が含まれています。
白米のほかに玄米や五穀米などを選べるのも魅力的です。自分好みのご飯をオーダーしてみてください!
【ロイヤル・ハワイアン・センター店】
住所 | 2301 Kalakaua Avenue #C215 Honolulu |
電話番号 | 808-926-5662 |
営業時間 | 6:00~22:00(毎日) |
公式ホームページ | https://www.islandvintagecoffee.com/ |
鶏を回転させて炭火で丸焼き! ジューシーな仕上がりの「フリフリチキン」
HULIHULI(フリフリ)はハワイで「回す」という意味を持つ言葉であり、フリフリチキンは鶏をクルクル回しながら炭火で丸焼きした食べ物です。
たくさんのチキンがまとめて焼かれる光景は圧巻。回転させることで肉汁が全体に染みわたり、ふっくらとしたジューシーな仕上がりになるとのことです。
炭火の香りや皮のパリパリ食感、スモーキーなテイストを楽しめます。
フリフリチキンが食べられる人気店「レイズ・キアヴェ・ブロイルド・チキン(Ray’s Kiawe Broiled Chicken)」
「レイズ・キアヴェ・ブロイルド・チキン」は、オアフ島のハレイワの街にあるフリフリチキンで有名な店舗です。
塩気がちょうどよいだけでなく、切ってあるので食べやすいと評判になっています。
注文は1匹とハーフから選べます。夫婦やカップルで食べるのなら、1匹を頼んでシェアするのもありですよ!
住所 | 66-190 Kamehameha Hwy, Haleiwa, HI 96712 |
電話番号 | 808-351-6258 |
営業時間 | 9:00~17:00(土~日)9:30~16:30(火) |
公式ホームページ(Facebook) | https://www.facebook.com/RaysKiaweChicken/ |
唐揚げとは食感が違う!? もち粉をまぶして揚げた「モチコチキン」
ハワイで親しまれているモチコチキンは、鶏肉に少し甘めの下味をつけてからもち粉をまぶして揚げた食べ物です。
日本の唐揚げとは違って、小麦粉や片栗粉を使っていないのが特徴であり、衣はパリッとしていて少しモチモチとした食感も楽しめます。
ハワイの店舗ではプレートランチで提供され、マカロニサラダが添えられるのが定番です。
モチコチキンが食べられる人気店「Ethel’s Grill(エセルズ・グリル)」
「Ethel’s Grill」は、日本のバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」で紹介され話題となったハワイのローカル食堂です。
モチコチキンが人気ナンバーワンメニューであり、熱々の大ぶりなチキンを堪能できます。
ご飯やお味噌汁、お新香などまで提供しているのも、日本人にとってはうれしいポイントですね!
住所 | 232 Kalihi St, Honolulu, HI 96819 |
電話番号 | 808-847-6467 |
営業時間 | 8:00~14:00(火~土) |
公式ホームページ(Instagram) | https://www.instagram.com/ethelsgrill_kalihi/?hl=ja |
ハワイ産ビーフやパイナップルなどを使用した「ハワイアンバーガー」
ハワイアンバーガーは、ハワイで親しまれている一味違った具材が使われるハンバーガーです。
通常のハンバーガーのようにテリヤキやチーズなどの種類もありますが、ハワイ産ビーフやパイナップルが使われることがあります。
そのほか、グレイビーソースが絡んだロコモコバーガーのように、ハワイ料理を連想させるハンバーガーもあります。
ハワイアンバーガーが食べられる人気店「チーズバーガー・イン・パラダイス(Cheeseburger in Paradise)」
「チーズバーガー・イン・パラダイス」は、トロピカルな雰囲気の看板が目印のハンバーガーショップです。たっぷりのったチーズと豪快な盛り付けのポテトは、食欲を思う存分満たしてくれるに違いありません。
パイナップルを挟んだハワイアンバーガーのほかにパイナップルジュースも提供しており、リゾート気分を味わうのにピッタリです。
住所 | 2500 Kalākaua Ave, Honolulu, HI 96815 |
電話番号 | 808-923-3731 |
営業時間 | 7:00~22:00(毎日) |
公式ホームページ | https://www.cheeseburgernation.com/locations/ |
写真撮影にもおすすめ! フルーツのトッピングが賑やかな「アサイーボウル」
アサイーはブラジルのアマゾンで収穫されたヤシ科の果物。アサイーボウルは、アサイーのスムージーをボウルに盛り付けて、シリアル食品やバナナ、イチゴ、ハチミツなどをトッピングした食べ物です。
ブラジル発祥のデザートですが、観光客の多いハワイで人気となって、世界中に広まったといわれています。
賑やかなトッピングをはじめ、ボウルの種類もさまざまです。コーヒーカップのような器や、半分に切ったパイナップルの器が使われることも! 見た目を楽しめる食べ物なので、写真もぜひ撮影してみてはいかがでしょう。
アサイーボウルが食べられる人気店「Borgart’s Café(ボガーツカフェ)」
「Borgart’s Café」では、酸味と甘みのバランスがほどよいシンプルなアサイーを提供しています。
はちみつも甘すぎないと評判なので、アサイーの風味をじっくりと味わいたい方におすすめです。
朝6時からオープンしているので、朝食の計画に組み込んでみるのもよいですね!
住所 | 3045 Monsarrat Ave. Honolulu, HI 96815 |
電話番号 | 808-739-0999 |
営業時間 | 6:00~18:30(月~金)6:00~18:00(土~日) |
公式ホームページ | https://bogartscafe.webs.com/contact-us |
バラエティが豊富!砂糖やシナモンで味付けしたドーナツ風の食べ物「マラサダ」
マラサダは、強力粉やイーストなどを混ぜて発酵させた生地を揚げたあと、砂糖やシナモンで味付けしたドーナツ風の食べ物です。表面はカリッとした食感で、中身はふんわりとした食感になっています。
もとはポルトガルのおやつであり、ポルトガルにルーツを持つベーカリーがワイキキ近郊で販売し始めたことで、ハワイに浸透したようです。
ポイを生地に練り込んだ商品や、四角い形をした商品など、バラエティに富んでいます。いろいろな店舗で食べ比べをしてみるのもおすすめです!
マラサダが食べられる人気店「カメハメハ・ベーカリー(Kamehameha Bakery)」
40年以上の歴史がある「カメハメハ・ベーカリー」では、「ポイ・グレーズド」という紫色のマラサダを提供しています。
生地の中にはポイが練り込まれており、一口ほおばると鮮やかな紫色が現れます。タロイモの素朴な風味と、砂糖のシャリっとした食感がクセになると評判です。
そのほか、ストロベリー味やオレンジ味などのフレーバーもあるので、フルーツ系が好きな方は要チェックです!
住所 | 1284 Kalani St., Unit C106 Honolulu, HI 96817 |
電話番号 | 808-845-5831 |
営業時間 | 2:00〜16:00(月〜金)3:00〜16:00(土~日) |
公式ホームページ | https://kamehamehabakeryhi.net/home.html |
生クリームがたっぷり! トロピカルな見た目が写真映えする「ハワイアンパンケーキ」
ハワイアンパンケーキは、生クリームが山のようにのっていて、フルーツがトッピングされているパンケーキの食べ物です。
生クリームやヨーグルトを入れて、空気をふんわり含ませて焼くのがハワイ流とのこと。
フルーツが飾られた見た目がトロピカルで写真映えします。お気に入りの商品を探して撮影してみましょう!
ハワイアンパンケーキが食べられる人気店「Eggs ‘n Things(エッグスン・シングス)」
1974年にハワイで誕生したカジュアルレストラン「Eggs ‘n Things」では、たっぷり盛られたホイップクリームがフワフワで、見ているだけでも幸せな気分になれるパンケーキを提供しています。
パンケーキは一皿に5枚でボリューミーです。メープル、ココナッツ、グアバなどのシロップをかけて楽しめますよ。
【サラトガ通り本店】
住所 | 343 Saratoga Road, Honolulu, HI 96815 |
電話番号 | 808-923-3447 |
営業時間 | 7:00~14:00(毎日) |
公式ホームページ | https://eggsnthings.com/ja/ |
カラフルな見た目で南国気分を味わえる「シェイブアイス」
シェイブアイスは、削った氷にシロップをかけて、アイスクリームやフルーツ、モチなどをのせたハワイのスイーツです。1800年代中頃に、ハワイで働くために移民してきた日本人が持ち込んだといわれています。
フレーバーは、ストロベリーやマンゴー、グアバ、ココナッツなどさまざまです。中には、複数のシロップをかけてカラフルにしたアイスもあり、ハワイらしさも感じさせてくれます。
ハワイでシェイブアイスを食べて、南国気分を味わってみてはいかがでしょう。
シェイブアイスが食べられる人気店「The Fresh Shave(ザフレッシュシェイブ)」
キュートなお髭がトレードマークの「The Fresh Shave」では、手動式の氷削機で自然素材のシェイブアイスを提供しています。
アサイーのシロップとカットしたバナナが楽しめる「プロフェッサー」、ピニャコラーダをアレンジした「ハンドルバー」などのフレーバーを選べます。
ストローにはお髭がついているので、アイスを食べる人の姿がチャーミングに。友達の姿をインスタにアップすれば、楽しい思い出になること間違いなしです!
住所 | 5356 Koloa Rd Koloa, HI 96756 |
電話番号 | 808-631-2222 |
営業時間 | 12:00~17:00(月~土) |
公式ホームページ | https://www.thefreshshave.com/ |
さまざまな使われ方で楽しまれるハワイの伝統的なデザート「ハウピア」
ハウピアとは、ココナッツクリームを固めたハワイの伝統的なデザートです。白いミルクゼリーのような見た目をしています。プリンよりも固く、寒天のような食感です。
ハウには固める、ピアにはタシロイモという意味があります。古来はタシロイモが使われていましたが、現代ではコーンスターチが代用されているようです。
パイ生地のデザートに使ったり、ソースとしてパンケーキにかけたり、マラサダの中に含ませたりするなど、さまざまな使われ方で楽しまれています。
ハウピアが食べられる人気店「Ted’s Bakery(テッズベーカリー)」
ハワイで愛されるパイのお店「Ted’s Bakery」では、ハウピアを使ったチョコレートハウピアクリームパイを提供しています。
チョコレート、ハウピア、クリーム、パイ生地が層になっており、コッテリとした見た目とは裏腹に軽やかで甘すぎない仕上がりです。甘い物が苦手な方でも食べやすくなっています。
住所 | 59-024 Kamehameha Hwy Haleiwa, HI 96712 |
電話番号 | 808-638-8207 |
営業時間 | 8:00~18:30(毎日) |
公式ホームページ | https://www.tedsbakery.com/ |
見た目も華やか! いろいろなクリームを堪能できる「クリームパフ」
クリームパフは、シュー生地でクリームを包んだハワイのデザートです。中だけでなく、パフの上にもクリームが飾られている商品があり、見た目が華やかになっています。クリームを心行くまで楽しめるのが魅力的ですね。
店舗ごとにいろいろなクリームの商品が販売されており、カスタードクリームのほかにはココアクリームやグリーンティークリームなどもあります。
人気のクリームだけでなく、好みのクリームを見つけて楽しんでみてはいかがでしょう。
クリームパフが食べられる人気店「Liliha Bakery(リリハ・ベーカリー)」
「Liliha Bakery」では、ココパフというクリームパフを提供しています。中にはココアクリームがぎっしりと詰められており、ほどよい甘さです。
上に飾られているクリームには塩気があり、甘じょっぱさも味わえます。
二種類のクリームの組み合わせをぜひご自身で確かめてみてください。
【ニミッツハイウェイ店】
住所 | 580 N Nimitz Hwy, Honolulu, HI 96817 |
電話番号 | 808-537-2488 |
営業時間 | 6:30~22:00(毎日) |
公式ホームページ | https://www.lilihabakery.com/ |
もち粉×バターの組み合わせ!ココナッツの香りがハワイらしい「バター餅」
ハワイの伝統スイーツとして知られるバター餅は、もち粉や溶かしたバター、ココナッツミルクなどを混ぜて焼き上げた食べ物です。
ほんのりとしたバターの香りとともにモチモチとした食感を楽しめます。ココナッツの香りはハワイらしさを感じさせる要素です。
ケーキと和菓子のよいところを合わせたようなデザートなので、日本人のお口とも相性がよいかもしれませんね!
バター餅が食べられる人気店「Diamond Head Market & Grill(ダイヤモンドヘッドアンドマーケットグリル)」
「Diamond Head Market & Grill」では、バター餅がパックに詰めて販売されています。
見た目は少し白っぽい色で、焼き目がしっかりついています。バター臭くない優しい味であり、きなこのお餅にも似ているようです。
素朴で懐かしい味わいから、ハワイの「おふくろの味」と評する方も。実際に食べて家族や友達と感想を共有してみてはいかがでしょう。
住所 | 3158 Monsarrat Ave, Honolulu, HI 96815 |
電話番号 | 808-732-0077 |
営業時間 | 7:30~21:00(毎日) |
公式ホームページ | http://www.diamondheadmarket.com/ |
まとめ
今回はハワイの食文化をはじめ有名な食べ物についてご紹介しました。
ハワイの食文化は、新鮮なフルーツや野菜、太平洋で獲れる魚など、さまざまな食材で織りなされています。動物を丸焼きにしたダイナミックな料理や、見た目がオシャレなトロピカルなデザートなど、さまざまな食べ物が生み出されてきました。
日本人が広めた食べ物もあるので、海外旅行が初めてでも気軽に親しめる料理も見つけやすいです。今回紹介したハワイの食べ物をあらためておさらいしてみます。
卵類 | |
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エッグベネディクト | イングリッシュマフィンの上にハムやベーコン、ポーチドエッグなどをのせてオランデーズソースをかけた食べ物 |
ロコモコ | ご飯にハンバーグと目玉焼きをのせて、グレイビーソースをかけた食べ物 |
肉類 | |
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ハワイのステーキ | 日本では聞きなれない部位を楽しめる |
ピピカウラ | ビーフジャーキーよりも柔らかくジューシーな干し肉 |
スパム | 肉をミンチ状にしてからハムのように成形した食べ物 |
スパムむすび | フライパンで焼いたスパムを塩で味付けしたご飯にのせてのりで巻いた食べ物 |
カルアピッグ | 豚を丸ごと蒸し焼きにした食べ物 |
フリフリチキン | 鶏をクルクル回しながら炭火で丸焼きした食べ物 |
モチコチキン | 鶏肉に少し甘めの下味をつけてからもち粉をまぶして揚げた食べ物 |
ハンバーガー | ハワイ産ビーフやパイナップルなどを使ったハンバーガー |
海鮮 | |
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マヒマヒ | 熱帯や温帯の海域に生息する大型の肉食魚でフライやソテー、サンドウィッチなどで人気 |
ガーリックシュリンプ | 大振りのエビをガーリックで味付けした食べ物 |
ポキ丼 | 魚介の切り身を調味料で和えたポキをご飯にのせた海鮮丼 |
スープ類 | |
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サイミン | 干しエビでダシをとったスープを使ったラーメン風の食べ物 |
オックステールスープ | ぶつ切りの牛テール(尾)が含まれたスープ |
スイーツ | |
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アサイーボウル | アサイーのスムージーをボウルに盛り付けてシリアル食品やフルーツ、ハチミツなどをトッピングした食べ物 |
マラサダ | 砂糖やシナモンで味付けしたドーナツ風の食べ物 |
ハワイアンパンケーキ | 山盛りの生クリームとフルーツがトッピングされているパンケーキ |
シェイブアイス | 削った氷にシロップをかけてアイスクリームやフルーツ、モチなどをのせたアイス |
ハウピア | ココナッツクリームを固めた伝統的なデザート |
クリームパフ | シュー生地でクリームを包んだデザート |
バター餅 | もち粉や溶かしたバター、ココナッツミルクなどを混ぜて焼き上げたお菓子 |
タロイモ関連 | |
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ラウラウ | タロイモとティの葉で包まれた蒸し焼きの食べ物 |
ポイ | 蒸し焼きしたタロイモをペースト状にしてから水を混ぜて伸ばした食べ物 |
このようにハワイには、たくさんの食べ物があり、今回紹介した以外にもさまざまな人気店があります。
ご自身でもお店をリサーチしておいしい食べ物を探してみてくださいね!