ハワイに持ち込み禁止のものは? 日本に持ち込むときの制限も解説!

ハワイに持ち込み禁止のものは? 日本に持ち込むときの制限も解説!

ハワイ旅行・移住を検討している方であれば、きれいな景色を見たりおいしい食べ物を食べる計画に集中してしまいますよね。

しかし、海外への旅行・移住にはルールがあることも忘れてはいけません。たとえば、なんの変哲もない日用品が、持ち込み禁止されることがあるのです。

出発日に、日常生活で使っている便利なものが持ち込めないとわかれば、空港で慌ててしまいますよね…。

ハワイ旅行・移住をトラブルなく楽しめるよう、どのようなものが持ち込み禁止されているか、必ず事前にチェックしておきましょう

そこで今回は、ハワイに持ち込み禁止されているものや、持ち込み制限されているものなどを中心に解説していきます!

ハワイから日本に持ち込み禁止されているものや、持ち込み制限されているものなどもまとめています。ハワイでお土産を購入するときも、ぜひ確認してみてくださいね。

目次

ハワイに行く前に確認したい飛行機に持ち込み禁止のもの

ハワイに行く前に確認したい飛行機に持ち込み禁止のもの

ハワイに行くときには飛行機を使いますが、その機内には持ち込みできないものがたくさんあります。「これってどうなの?」と航空会社に問い合わせしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこでまずは、そもそも飛行機に持ち込みできないものの代表例から解説していきます!

※厳密には、機内への持ち込みと航空会社へのお預けに両方とも対応していない「危険物全般」と、航空会社へのお預けに対応しているが機内への持ち込みには対応していない「凶器」についてご紹介しています。

※なお、正確な情報を心がけ入念なリサーチにもとづき情報をまとめていますが、少しでも不安があれば航空会社にお問い合わせください。

危険物全般

機内への持ち込みと航空会社へのお預けに対応していない危険物の代表例は下記の通りです。

液体類

まず、お酒の持ち込みに注意が必要です。アルコール度が70%を超える酒類は持ち込み禁止になっています。

そのほか、接着剤、塗料、殺虫剤、ガソリンなどは持ち込み・お預けが禁止されています。

電池・バッテリー

電池やバッテリーは指定物質の量によって対応が異なります。たとえば、リチウム金属電池に関して、リチウム含有量が2gを超える携帯型電子機器とそのモバイルバッテリーは、ともに持ち込み・お預けが禁止されています。

ライター・マッチ・着火具

喫煙用のオイルライターのうち、吸収剤(綿)なし(オイルタンク式ライター)は持ち込み・お預けともに禁止されています。喫煙用以外のマッチや喫煙用以外の着火具も同様です。

酸素ボンベ・ガス類

医療(援助)用以外の酸素ボンベや、カセットコンロのガスボンベ、消火器などは持ち込み・お預けともに禁止されています。なお、キャンプ用カセットコンロ・ガスバーナー(本体)は、ガスの残留がないものであれば、持ち込み禁止ではありません。

火薬類

花火やクラッカー、発煙筒などは持ち込み・お預けともに禁止されています。ハワイでお祝いごとをする予定がある方であれば、花火やクラッカーを安易に持ち込まないように気をつけましょう。

その他日用品

ヘアーカーラー・ヘアーアイロンは、電池式(リチウムイオン電池※ワット時定格量160Wh以下)だと、持ち込み・お預けともに禁止されています。本体からリチウムイオン電池を取り外せれば、持ち込み・お預けともに可とのことです。

そのほか、電子たばこは、持ち込みには対応していますが、お預けが禁止されています。

凶器

凶器類に関しては、基本的にほとんどがお預けに対応していて、機内への持ち込みは禁止されています。機内への持ち込みが禁止されている凶器類の代表例は下記の通りです。

区分代表例
刀剣類刀やあいくち、飛び出しナイフなど
ナイフ類ナイフや剃刀、はさみなど
カッター等カッターやシートベルトカッター、フードカッターなど
鉄砲類鉄砲や空気銃、BBガンなど
発射体類スリングショットや弓矢、ボウガンなど
武具、護身用具等特殊警棒やヌンチャク、メリケンサックなど
スポーツ用品、運動器具、介護用具等ゴルフクラブやテニスラケット、ステッキなど
棒状のもの木刀やマッサージ棒、釣り竿など
道具類、工具類ハンマーやドライバー、レンチなど
先端が著しく尖っている物アイスピックやダーツの矢、傘など
その他缶切りや爪切り、掛け軸など

ハワイで持ち込み禁止されているもの

ハワイで持ち込み禁止されているもの

飛行機で持ち込みが禁止されているものについてご紹介しました。身近に使っているものが危険物として認識されてしまうのは、意外だったのではないでしょうか。

同様にハワイで持ち込み禁止とされるものも、意外なものが多いです。うっかり見落としてしまわないよう注意しましょう。

引き続き、ハワイで持ち込み禁止されているものを解説していきます!

肉類・肉エキス入り食料品

牛肉や豚肉、鶏肉、肉エキス入り食料品など、肉に関するものすべてが持ち込み禁止されています。ビーフジャーキーや肉エキスが入ったカップラーメン、スナック、レトルトカレーなどの食べ物を持って行こうとすると、没収されてしまいます。

肉に対する規制が厳しくなっているので、肉類エキスの文字をよくチェックしましょう。

野菜・果物・穀物

野菜や果物、穀物などには害虫が付着している恐れがあるので、持ち込み禁止されています。ただ、野菜や果物などは、缶詰やジャムなどに加工されている製品であれば持ち込み可能です。

精米・インスタント白飯・パン

ハワイで少しでも生活費を抑えたい人またはお米が食べたいという方は、米を持っていきたいと考えますよね。

ただ、害虫がついている恐れがあると持ち込み禁止なので、精米は持ち込まないほうが無難です。現地のお店でも、日本米やインディカ米などいろいろな種類の米が販売されています。米を食べたい方は現地の調達を検討しましょう。

なお、インスタント白飯やパンは持ち込み禁止ではありません。ただ、ハワイの入国審査のスタッフが、パッケージの日本語を理解できないと、持ち込み禁止にされてしまいがちです。

ドン・キホーテなど日系食材を扱うスーパーもあるので、精米と同様に心配であれば、現地での購入も検討しましょう。

離乳食

小さなお子さんとハワイに行く場合は、離乳食が必要ですよね。

離乳食は肉のエキスや加工品、卵、乳製品などが使用されていると持ち込み禁止となります。持ち込みたい場合は、魚ベースの離乳食を検討しましょう。粉ミルクであれば未開封を条件に持ち込み可能です。

ハワイで持ち込み禁止ではなく制限されているもの

ハワイで持ち込み禁止ではなく制限されているもの

ハワイで持ち込み禁止のものをお伝えしました。カップラーメンやスナックなど、うっかり準備してしまいたくなるようなものがたくさんありましたね。

ちなみにハワイでは、持ち込み禁止ではなく制限されているものもあります。引き続き、ハワイで持ち込みが制限されているものを確認してみましょう!

タバコやアルコール

タバコやアルコールは持ち込みが制限されています。タバコの上限は1カートン(200本)、アルコールの上限は1リットルとのことです。不安があれば持ち込まず、現地で購入することを検討しましょう。

アメやカロリーメイト

アメやカロリーメイトはハワイに持ち込み可能です。しかし、持ち込む量が多くなると関税所への申告が必要になります。適度な量を持ち込むように意識しましょう。

虫よけスプレー

虫よけスプレー缶は空港で没収される恐れがあります。ハワイで購入することも検討してみましょう。

調味料類

米と同様に自炊をメインに生活したい方であれば、調味料類の持ち込みも気になると思います。塩や醤油、胡椒なども小分けにして持って行けば持ち込み禁止ではないとのことです。

すでにお伝えした通りアメリカでは肉類の持ち込みが厳しく取り締まられているので、肉エキスが入っていない調味料に限られることは注意してください。

日焼け止め

南国ハワイに行くときに日焼け止めを持っていく方もいますよね。実はハワイでは、日焼け止めに関する規制が行われており、「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」という成分が含まれる日焼け止めは、流通・販売が禁止されています。

2021年にハワイの海を守るための法律「サンスクリーン法」が施行されたからです。ただし、日本からの持ち込みが禁止されているわけではないようです。

しかし、ハワイ州は観光客も該当する日焼け止めを使用しないように有害性を伝えていく方針を取っていくといわれています。

今後、持ち込みが制限される可能性がゼロとは言い切れません。地球環境を守るためにも指定された物質を含まない日焼け止めの用意を検討しましょう。

ハワイから日本への持ち込みが禁止されているもの

ハワイから日本への持ち込みが禁止されているもの

ここまでハワイに持ち込み禁止されているものや、持ち込みが制限されているものを解説しました。

当然、ハワイに持ち込み禁止されているものがあるように、日本にも持ち込み禁止されているものもあります。

日本に帰国するときにトラブルに見舞われないよう、事前に把握しておくことが大切です。引き続き、ハワイから日本に持ち込み禁止されているものについて解説していきます!

くだもの

ハワイから日本に持ち込み禁止されているくだものが細かく決められています。

具体的に持ち込み禁止されているくだものは下記の通りです。

  • オレンジ等のかんきつ類
  • キウイフルーツ
  • さくらんぼ
  • バナナ
  • パパイヤ
  • グアバ
  • マンゴウ
  • りんご

南国感あふれるバナナなどの果物を持ち帰りたい方もいるかもしれませんが、禁止されているので注意が必要です。

野菜

ハワイから日本に持ち込み禁止されている野菜もいくつかあります。

具体的に持ち込み禁止されているくだものは下記の通りです。

  • トマト
  • かぼちゃ

いずれも輸入が禁止されています。条件を満たせば持ち込めるわけでもないようです。

土と土が付着した植物

土はすべての国・地域から持ち込み禁止とされています。土が付着した植物も持ち込み禁止とのことです。

ハワイから日本への持ち込みが制限されているもの

ハワイから日本への持ち込みが制限されているもの

ハワイから日本に持ち込み禁止されているものをお伝えしました。果物や野菜が持ち込み禁止されることがある点は、頭に入れておいたほうがよさそうです。

持ち込み禁止とされるものがある一方で、持ち込みが制限されているものもあります。

引き続き、ハワイから日本への持ち込みが制限されているものを解説していきます!

苗木や種

ハワイ諸島には、日本に生息していない害虫がいるので、寄生される恐れがある苗などは日本への持ち込みが禁止されています。

実際にSNSでは、ハワイのスーパーや空港で売っていたプルメリアといった苗木や種が、2017年から持ち込みが制限されていることを耳にしたという方が見受けられました。

植物防疫所によると、日本向けの検査証明書が添付されていないプルメリア苗・穂木は一切持ち込みできないとのことです。

精米や乾燥豆類、ムギワラ

ハワイで食べたお米が気に入ったとき、日本に持ち帰ろうと思う方もいるかもしれません。

ただ、精米を日本に持ち込むには検査証明書および入国時の検査が必要になります。輸出国政府機関から発行された検査証明書を添付して、空港・港の植物検疫カウンターで検査に合格すると持ち込み可能です。

乾燥豆類(食用)やムギワラも同様になっています。

ココヤシやパイナップル

ココヤシやパイナップルなどは、ハワイらしい果物で日本にお土産として持ち帰りたい方もいるかもしれません。

実は、ココヤシやパイナップルなどの果物は、ハワイから日本への持ち込みが制限されています。

精米などと同様に、日本に持ち込むには検査証明書および入国時の検査が必要になります。

観光客から人気の果物を見つけたときは、「これって、検査証明書は必要?」というように、検査の必要性を判断する癖をつけるとよいかもしれませんね。

ハワイに行くとき持ち込み禁止のものが見つかるとどうなる?

ハワイに行くとき持ち込み禁止のものが見つかるとどうなる?

ハワイから日本、日本からハワイに行くとき、何かしらのものが持ち込み禁止に引っ掛かる方もいるかもしれません。

持ち込み禁止されてしまったものは、最終的にどうなるのかも気になるところですよね。

実は思っている以上にルールが厳しく、持ち込み禁止のものが発覚したとき、没収されるだけでなく罰金が科されるリスクもあります。

たとえば、ハワイでは牛ブタ製エキス含有製品が持ち込み禁止であることから、世間では基本的にカップラーメンの持ち込みが危険だという認識がなされています。

「旅に慣れていたらカップ麺は必需品」という考えに対して、旅慣れていないのでは?と突っ込みたくなるという方も見受けられました。

せっかくのハワイ旅行・移住で嫌な思いをしないように、必ず持ち込み禁止されているものを確認しておくことが重要です。少しでも疑問点があれば、ハワイ旅行・移住の経験者に話を聞いておくことをおすすめします。

まとめ

まとめ

今回は、ハワイへ持ち込み禁止されているものを中心に解説しました。

まず大前提として、危険物全般は機内への持ち込みが禁止になる可能性があります。液体類や電池・バッテリー、ライター、火薬類は持ち込み禁止になる場合があるので、ルールを細かく確認してください。

凶器類に関しては、ほとんどがお預けに対応していますが、剃刀やゴルフクラブ、爪切りなどは機内への持ち込みが禁止されています。凶器に見えないような日用品でも注意しましょう。

ハワイに持ち込み禁止されている代表例が肉類・肉エキス入り食料品でした。牛肉や豚肉、肉エキス入り食料品など、肉に関するものすべてが持ち込み禁止されています。カップラーメン、スナック、レトルトカレーなども没収されてしまうことがあります。

また、離乳食も肉のエキスが使用されていると持ち込み禁止されます。小さな子どもがいる方は、魚ベースの離乳食を検討しましょう。

なお、持ち込み禁止のものが発覚した場合、没収されるだけでなく罰金が発生してしまうリスクもゼロではありません。

少しでも持ち込みに不安があれば、航空会社の方やハワイ旅行・移住の経験者に相談をしておくと無難です。

せっかく楽しみにしていたハワイ旅行・移住がトラブルで台無しにならないよう、持ち込み禁止のルールは確実に押さえておきましょう。

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